職業欄に「無職」と書いた

退職に伴ういろいろな手続きをしています。

僕は会社の持株会に加入していたので、持株を証券会社の口座に移す必要がありました。
3社の証券口座を持っているので どこに移そうかなと考えていたのですが、規則で持株を移せるのは某大手証券会社だけなのだそうです。
仕方ないので、その某大手証券会社の口座開設手続きをしました。

口座開設手続きの用紙の中に「お勤め先」の記入欄がありました。

「無職」と書きました。(さすがに「夜間警備員」とは書けないので)(^^;)

「無職」・・・。

なんとなく、頼りないような、心許ないような、見られたくないような、隠しておいて欲しいような、ヘンな気持ちになりました。

その一方で、「無職上等じゃん!」という感じのとんがった気持ちにもなりました。「何なの?文句あんの?」みたいな熱い感情。

手続き用紙に向かって熱くなったところで しょうがないんですけどね。(^^;)

何にも属していないことに「卑屈」を感じてしまうようなところが僕にはあるのかもしれません。

何者でもなくなった自分に、羽が生えたような「身軽さ」を感じている自分もいるんですけどね。

(世間様に対して恥ずかしい)みたいな気持ちは全く無いんだけど、自分で勝手に無職であることに身構えているような気持ちがあるみたいです。

なんだかうまく表現できないのですが、「高田純次さん的な開き直り」を持ち続けていると幸せに過ごせるような気がしました。

(結論が一番わかりにくいな・・)

junji

   
 

コメント

  1. さいもん より:

    非常によくわかります。
    初めて書類に無職と書いた時の気持ち…
    時間がたてばそのよくわからない気持ちも整理されてくると思いますよ。
    私もそうでした。

    • 正吉 より:

      さいもんさん、初めまして。コメントありがとうございます。
      慣れれば、こなれてくるのかな? 時が解決してくれるのかもしれませんね。
      さいもんさんのブログはとても興味深いです。購読させていただきますね。

  2. クロスパール より:

    無職じゃないから本心ではわかっていないのかもしれないけど無職っていう響きには憧れます。無職になった時の経済状況も大いに関係ありそうですよね。

    • 正吉 より:

      クロスパールさん、コメントありがとうございます。
      > 無職になった時の経済状況も大いに関係ありそうですよね。
      さすがに鋭いですね。
      僕の場合、完全な見切り退職なのでこれからが大変になりそうです。そういう焦りがある中での「無職」にはいろいろな感情が入り混じるのだと思います。

  3. リトルドッグ より:

    こちらは先日、生活費の為に定期預金の一部解約した時に銀行からその理由を聞かれました。
    自分の貯金をどう使おうと勝手なワケですが…(-_-;)
    何となく「求職中なので…」と答えてしまいました。^_^;
    うーむ、今の自分の状況が…家族に対してもですが、世間的にもどこか後ろめたさあるのかもしれないですね。(..)
    これまで、どっぷりと普通に?会社勤務してきたから仕方ないのかも。

    • 正吉 より:

      リトルドッグさん、コメントありがとうございます。
      うーん、すごくわかります。
      「後ろめたい」気持ちも確かにあります。この感情は何とも表現しづらいです。。。

  4. 観楓 より:

    自分もあまり気にしていないつもりでも、書類などに書く時にはついつい「無職」ではなく「自営業」を選んでしまうことが多いです(ブログなどでちょっとだけ収入があるから嘘じゃないよね、と自分に言い聞かせながら)。

    「で、年収は?」と聞かれると困るので、キャッシング枠付のクレジットカードなどは申し込めないでいるわけですが。。。

    • 正吉 より:

      観楓さん、コメントありがとうございます。
      うーん、観楓さんが言われていることもすごくよくわかります。
      なんだか少し身構えちゃうんです。自分が質問する側だった場合に、「無職」って答えられたらどう反応するか、とかすごく考えちゃいます。(^^;)

  5. 無職!あこがれますよ。
    自由の称号ですからね。
    早く無職と名乗りたいです。

    • 正吉 より:

      招き猫の右手さん、毎度どうもです。コメントありがとうございます。
      「自由の称号」、確かにそうですね。誇らしげに「無職です!」と言い放たなきゃですね。ウンウン。

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