ホテルでリタイアした日本人に会いました

クアラルンプールの安宿にいます。

安ホテルなのに朝食が付いていました。

食事コーナーに行ってみると、あまり美味しくなさそうなスクランブエッグと食パンが置いてあって、トースターで焼いてバター塗って勝手に食べてね、という感じの完全セルフタイプの簡易朝食でした。
でも、ちゃんとインスタントのコーヒーも飲めるし、外のテラスで気持ちよく食べられるのでなかなか良かったです。
このホテルは欧米のバックパッカー風の宿泊客が多いようです。

近くのテーブルに東洋人がいました。見た感じは日本人なのですが確信が持てません。
コーヒーを時間をかけて飲んでいると「日本の方ですか?」と話しかけられました。

「いつこちらへ?」という会話から始まって、いろいろな話を聞けました。

彼は60ウン歳で、会社勤めを定年退職して9月からアジアを旅行中だそうです。最初はタイのバンコク、パタヤ、その後、クアラルンプールに来て5日経ち、今日はこれからマラッカに移動して、ジョホールバルからシンガポールに渡った後、インドネシアに行こうかと考えている、とのことでした。

「年末年始をどこで迎えるか迷っているんです」と言っていました。帰国予定は来年の7月だそうです。(うらやましい・・)
「ようやくノンビリと海外を旅することができるので、ゆっくり時間をかけてアジアを回ろうと思うんです」(カッコいい・・)

「マレーシアはお仕事ですか?」
「いえ、休暇で・・」
「まだお若く見えますが?」
「40代後半です。10日間の旅行なんです。」
「私は働いている間、10日間の休暇なんて取れませんでした。どうしてあんなに忙しかったのか・・。今になるとよくわからなくなります。」と微笑んでいました。

「ご家族は?」
「妻と子供がいます。休みが合わなくて一人旅になりました。」
「私も家族にはフラれましたよ。この国はペースがゆっくりだからきっとくつろげますよ。アナタがくつろぐことで家族が幸せになれるといいですね。それでは。」
と言って、彼は部屋に戻って行きました。

なんだか、ドラマか小説に出てくるような出会いと会話でした。彼はとてもカッコよかったです。
リタイアして、こんな風に旅が出来て、他人の家族の幸せまで願うことができて、それを言葉にすることができて。。。

今日、僕はクアラルンプールのショッピングモールやマーケットなどを見て回りました。
大した成果はありませんでしたが、旅は続きます。

   
 

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コメント

  1. Kage より:

    正吉さんの旅行記、フィリピンに続いてマレーシアも非常に楽しみに読んでいます。
    そのホテルで出会った日本人の方、いろいろな意味でとてもかっこいいですね。私もそんな風に年を取りたいなぁ。
    日本は昨日から今日にかけて台風18号が通過して、テレビが大騒ぎでした。この先の旅行もお身体に気をつけて、楽しんできてくださいね。

    • 正吉 より:

      Kageさん、コメントありがとうございます。
      今回はバタバタし続けていて旅行記をリアルタイムで書けませんでした。楽しみにしていてもらったのにすんません。
      僕もかっこいいオッサンになりたいです。