僕はあまり深く考えずに人生を生きて来てしまったな、と思うのです。
子供のときは何も考えずに好きな野球ばかりしていました。
中学生のときは、成績は中くらい。
「君の学力で入れる高校はこの高校です」と先生に言われて、その高校に入りました。
高校生になって成績が下がり、危機感を覚えました。
高校生の時点では、「将来やりたいこと」は、全然わかりませんでした。
大学に何があるかわからなかったけど、
「浪人はさせない。現役で受かれば大学には行かせてあげる」
という親の意向に従うことにしました。
高校3年生になって、そこそこの受験勉強を始め、
なんとか補欠合格で繰り上げになったので、その大学に入りました。
大学生活は楽しいものでした。
友達の家を泊まり歩き、そこそこにアルバイトをやり、1年留年をして、何とか単位ギリギリで大学を卒業出来そうでした。
「就職活動はどうするんだ?」と周りから心配されるようになり、大学の成績が悪くても入れる会社に入ることにしました。
「コンピュータ関連の会社に入れば 食いっぱぐれないんじゃないかな」、と先輩に聞いたので、システムエンジニアとして働ける会社を探し、2社で面接を受けました。
当時はバブル終焉の頃だったけれど、従業員1000人以上の「大企業」と呼ばれる会社に潜り込むことが出来ました。
僕の就職活動はあっけなく終わりました。
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