「お父さんは変わった」

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子供たちに退職のことを話したよ、と妻に報告しました。
妻は「長男くんが『お父さんは変わったね』と言ってたよ」という話をしてくれました。

僕は基本的にボーっとしていて、モノをどこに置いたかを忘れることが多いです。
財布とか、携帯電話とか、家のカギとかをどこに置いたか忘れることが多くて、「あれー、オレの財布知らない?」なんて、しょっちゅう妻に聞いてます。

探していたモノが見つかった時に妻の所に行って「あったわ、ゴメン」とか「部屋にあったよ、ワハハ」と言うようになったのが、つい最近のことらしいのです。
以前は見つかっても何の報告も無く、感謝もなければ、謝罪もなかったそうです。(恥ずかしいことです)
時間に余裕がなくて、気持ちにも余裕がなくて、そんなことさえも当たり前に出来ていなかったんだと思います。

子供たちには「ちゃんと『ありがとう』『ごめんなさい』を言いなさい」なんて偉そうに言っておきながら、父自身がそれを出来ていなかったことを、子供たちは ちゃんと見ていたんですね。

僕に余裕ができて、ちゃんと感謝と謝罪を伝えるようになり、笑顔が増え、家の中がピリピリしなくなったことも含めて、「父は変わった」と長男くんは妻に話したそうです。

その話を聞いて、僕がうれしかったのは、
子供たちが親のことを冷静に見られるようになってきていて、子供たちの成長を感じたことと、
僕が良い方向に軌道修正しつつあることを、妻や子供たちが感じてくれていて歓迎してくれていることです。

僕が余裕を持つことで家族の関係も良くなっていく、そんな良い循環を生み出せるといいな、と思いました。

さて、大掃除、大掃除。年賀状、年賀状。

   
 

コメント

  1. Tsutome より:

    今宵、芋焼酎をお湯割りで飲みながら読んでいるせいでしょうか、今回のは来ますね。40代半ばになっても、親でありながら、「一人の人間」をもご子息や奥様にさらけだして、正面に向き合う親父って、あまりいないと思います。Cool(共感する)だと思います。

    • 正吉 より:

      Tsutomeさん、コメントありがとうございます。
      お褒めの言葉をありがとうございます。(^^)
      子供たちが成長しきて、ゴマカシが利かなくなってきていることもあると思います。。

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