「家・不動産について書きたいんだけどグズグズして」ばかりしていてはイカンので、少し書きます。
田舎に住んで都会の仕事をするのがとてもお得だったという、僕の経験を書きます。
僕は「Iターンで田舎暮らし!」という別サイトを運営していて(全然更新してないけど)、その中でも書いているのですが、転職先を決めてから田舎に移住しました。もう15年前になります。
転職先は、本社が都会にある製造業の会社でした。(こないだ辞めた会社です。)(^^;)
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「田舎に住んで都会で仕事するメリット」を書いていきますね。
1.住居費が安くなる
これはとても単純な話で、やっぱり「田舎は土地が安い」んです。
僕が田舎に移住した理由の一つが「マイホーム欲しい」だったので、土地を買って家を建てたのですが、まぁ土地は安いです。
自慢ではありませんが(本当は自慢ですが)、我が家は土地100坪あるんです。でも坪7万円なんです。安いでしょう?
賃貸に関して、アパートとかはそれなりなので、そんなに「安い!」とは言えませんが、じっくり探せば月5万円で一軒家を借りられたりしますし、地元の人とのつながりができれば「住んでもらえればありがたいから」なんて言われて、月1万円で一軒家を借りている人もいます。
2.都会から来てやったんだぞ、という意識を持っていると、会社から家賃補助が出ることがある
これは全ての会社で通用するわけではありませんが、僕が所属していた会社には家賃補助が出ました。
最初に借りた一軒家の家賃は「10万円/月」でしたが、会社から8万円の家賃補助が出ました。
月2万円で一軒家に住めるのですから、転職するときには絶対に確認すべき項目です。(僕は当初知らずにいました)
3.本社が都会にある会社では、田舎の支社でも都会並みの給料が得られる
本田直之さんは、著書「ノマドライフ」の3章『ノマドライフの実践 お金と生活』の中で こんなことを述べています。
「ノマドライフ=お金がかかる、もしくは海外限定」というのは早計です。
場所に縛られないからといって、みんながみんな海外に行く必要はありません。日本国内でもできるものですし、お金をかけないという意味で、その恩恵も大きいのです。それに気づいているのは、東京に本社がある企業で地方に勤務しているビジネスパーソンだと思います。住居費や食費などの生活費を低コストに抑えることができ、リーズナブルに生きられる場所に住みながら、本社がある首都圏と同じ給与体系で働く。単純に差し引きすれば、可処分所得が増えます。
ポイントは地方にいながら都心の仕事をするということ。
地方に住んで地方の仕事をすると、物価に合わせてそれなりに収入も低くなってしまいますが、地方に住んで都心の仕事をすれば、メリットを最大限に享受できます。
僕たち夫婦が、家に「こだわり」を持って新築物件を購入したにも関わらず、住宅ローンを低く抑えることができたのは、「土地が安かったこと」と、「田舎に住んで生活コスト(支出)を抑え、都会の仕事をして都会基準の収入を得て、ある程度の頭金をつくることができた」おかげなのです。
転職だけではなく、現在は「ネットさえつながれば仕事はできるから、生活する場所はどこでも良い」という職種や考え方が強まっていますから、会社員だけにあてはまることではないと思います。
ただし、田舎暮らしはメリットばかりではありませんので、僕の休眠サイトをよく読んで研究していただきたいです。(^^;)
コメント
クルマの問題さえ解決すれば田舎暮らしはかなり安上がりになりますよね。
基本は賃貸渡り歩きですが、将来いろんな形を想定しています。
招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。
そうなんです。クルマ必須なのが田舎の弱点なんです。
クルマ所有を避けるならば、クルマ無しでも快適に暮らせる地方都市が狙い目かもしれませんね。