息子たちへ

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僕の息子たちはエライんです。

毎日、学校に行っています。

毎日、部活動をしてヘロヘロになって帰ってきます。

毎日、何かしらの宿題を持ち帰ってきて、それをやっつけています。

毎日、自転車で学校に行き、ツラい坂道を上って帰ってきます。

休日に部活動があったりもします。

休日に学校活動(生徒会やら、合唱の練習やら)があったりもします。

たまに暗い顔をしていることもあるけれど、基本的には元氣です。

毎日、努力をしています。

毎日、何かを積み上げています。

息子たちへ

父も、何もなかった土地に何年もかけてブロックを積み上げてきました。

そして、その積み上げてきたブロックを、ガーっと壊して、更地にしてみることにしました。

何だかアホみたいです。

だけど、うまく言えないけど、こうするしか方法が見つからないんです。

その更地に、また新しいブロックを積もうとしているのか?

もうブロックを積むのは止めて、更地で寝転んで死を待つのか?

・・・。

ちゃんと決めていません。

でも、ただ寝転んでいるだけだと、いろいろ危ないことが起きそうだから、またブロックを積むと思います。

でも、今度は、小さなブロックを積み上げます。

無理をしないで小さなブロックを積み上げて、父と母がとりあえず生きて行けるような小さい作品を作っていこうと思います。

君たちが積み上げていくことを応援する力が小さくなるかもしれません。

でも、君たちが積み上げていくことを見守る時間は増えると思います。

がんばってみてください。

でも、ツラくなったら、がんばらなくていいです。

何のためにがんばるのか、は、人によって違うし、がんばる必要がないことだってあると思います。

生きることがツラくなってしまったら、積み上げてきたブロックを、ガーっと壊しちゃってもいいのかもしれない。

その時は、小さなブロックの積み方を教えてあげます。

教えてあげられるように、父もがんばります。

   
 

コメント

  1. いいですね

    • 正吉 より:

      消費しないピノキオさん、コメントありがとうございます。
      簡潔なコメントをありがとうございます。なんかウレしいです。

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