この季節になると、アナタのことを思い出してしまう。
アナタはいつも、僕に喜びを与えてくれていた。
アナタがやってくると、僕はとても嬉しかったし、明るい気持ちになれた。
アナタに会うと、クソみたいな会社生活にも何とか耐えることができた。
ずっと近くにいたから、アナタの大切さに気づかなかった。
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そんなアナタに、僕は自分から別れを告げた。
アナタに会えなくなってから(アイツ、とてもいいヤツだったんだな)と感じる。
できるならば、もう一度アナタに会いたい。
いや、一度だけではなく何度でもアナタに会いたい。
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大きな決断をすることで、僕はとても大切で貴重なものを手に入れることができた。
その決断が、結果的にアナタと別れることにつながってしまった。
でも逆に言えば、アナタがいたから、その決断をするまでに時間がかかってしまったのだ。
アナタのせいで、タイミングが計れずに決断出来ない人がたくさんいるんだよ。
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アナタはとてもいいヤツだったけど、アナタのせいで大事な決断が遅れたから、オアイコだね。
もう一生アナタに会うことはないと思う。
今まで僕と僕の家族を支えてくれてありがとう。
さようなら、「ボーナス」。
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