日曜日は、僕が住んでいる田舎の「組の新年会」でした。
「2月末に新年会?」と思うかもしれませんが、4月に「役」が切り替わるので、その打ち合わせも兼ねて「新年会」が行われるのです。
9時過ぎに、組長さんが手配してくれたバスに乗り、温泉街のホテルに向かいます。
ホテルに着いたらお茶を飲みながら、新しい役を決めて、組の中の問題点を2時間ほどダラダラと話し合います。
それが終わったら、温泉に入って、昼からは宴会です。
2時間くらいダラダラと飲んで食って、カラオケ大会になります。
バスに乗って帰ってくると夕方なので、1日が終わってしまいます。
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会社に勤めていたときは、この新年会が嫌いでした。
わざわざバスに乗って遠くの温泉行かなくても、近くの料理屋の方が美味いし安いし、
打ち合わせなんて、ちゃんと時間を決めてやれば30分で終わるし、
昼間から温泉なんて入らなくてもいいし、
宴会も1時間くらいで切り上げて、もっと飲みたい人は違う場所に飲みに行けばいいし、
そうすれば、午後の2時間くらいで全部終わるし、、、
ずっとそう思っていました。
なので、僕に組長の順番が回ってきた年の新年会は、歩いて行けるお寿司屋さんでやりました。
バスも温泉もカラオケも無しです。
若い人からは好評だったのですが、古くから住んでいる人からは不評だったようです。
「例年通りの新年会が一番丸くおさまる」感じなので、新年会は定番の温泉ホテル宴会に戻っていきました。
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僕が歳を取ったせいもあるのかもだけど、去年くらいからこの温泉ホテル宴会が好きになり始めています。(^^;)
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ムダに長い打ち合わせも、知らなかった情報が入ってきたり、
昼間から入る温泉もなかなか気持ち良く、
普段話せない近所の人とのお酒を飲みながらの会話も面白いし、
おじいちゃんが知っている曲縛りのカラオケもなかなか楽しい。(^^)
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あんなにキライだった行事を好きになってきたのは、僕自身に余裕ができたからだと思います。
時間的にも、精神的にも。
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「休みの日くらい自由に過ごしたい!」
「貴重な休日をつぶしたくない!」
「時間がもったいない!」
以前は、こんな思いであふれていました。
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今は毎日が休日みたいなもんなので、ムダだと思っていたことに寛容になりました。
自分に余裕ができると、いろんなことを許せるようになるのだと思います。
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