自宅の外壁のコーキング打ち替えを自分でDIYでやってみる -消費を減らし工夫して豊かに暮らす-

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この2記事からの続きです。

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外壁のコーキングがボロボロになってしまっていたので、塗装業者に見積もりしてもらったら100万円近くになってしまったというお話でした。

そんなにお金をかけられないから、「自分でDIYでやってみよう!」と決めて、その日からネットとYoutubeで研究をし始めました。

『外壁 DIY コーキング』で検索すると、参考になるページがたくさん出てきます。

まずは、コーキング処理に必要なものを揃えなくてはなりません。

・ハシゴ

我が家の壁でコーキングを打ち替える一番高い部分は、地上5mくらいでした。
なので、3.5mくらいのハシゴが必要でした。
この脚立は1.8mの高さなんだけど、延ばすと3.6mのハシゴになるので、これを購入しました。

・変成シリコン系コーキング材

この中にコーキング剤が入っています。
どのコーキング剤を買えば良いかをちゃんと調べましょう。
このタイプのが5本くらいあれば足りるのかな?と思ってたけど、最終的には23本(!)も買いました。

・コーキングガン

これはコーキング剤をウニョウニョと出すための注射器のようなものです。
一番安いヤツを買ったけど、もう少し良いヤツを買った方が良かったかも。
少しの握力で押し出せるヤツの方が楽ちんみたいです。

・プライマー(接着剤)

この大きさのを2缶買いました。
これを塗らないとコーキングが取れやすくなっちゃうみたいです。

・プライマーを塗るハケ

接着剤がすぐに固まってしまうので5本くらい買いました。
百均のハケも使ってみたけど、プライマー専用ハケの方が耐久性があるみたいですよ。

・ボンドブレーカー

2面接着に必要です。説明が難しいので、詳しくは『2面接着 ボンドブレーカー』でググってください。(^^;)

・マスキングテープ(養生テープ)

僕のような素人は太めのマスキングテープ(ガムテープサイズ)を買った方が良いと思います。
塗るときも、ハケで余分な部分を取るときも、ヘタクソなのでマスキングが細いとはみ出てしまうのです。

・使い捨ての手袋

あると便利。コーキング剤が手や手袋に付くとなかなか取れないので、捨てちゃって新しい手袋をした方が効率が良いです。

さて、まずは、ボロボロのコーキングを剥がしていきます。

僕はカッターナイフでやりました。

ベロベロと剥がれて、上手くいくととすごく気持ちが良い。(^^)

でも、ベトベトになってたりしている所もあって、剥がすだけで結構時間かかります。

そして、コーキングを取ったら、

ボンドブレーカーの処理をして、マスキングテープを張り、

プライマリー(接着剤)を塗って少し時間をおき、

コーキングを埋めていきます。

コーキング剤は、少しもったいないけどタップリと使った方が仕上がりがうまくいくと思います。

ケチると、足りない部分の修正をするのに時間と労力がかかります。

そんなに高価なものでもないので、ジャンジャン使っちゃいましょう。(^^)

我が家の場合、コーキングするべき高さが4mほどあるので、1ラインのコーキングをするのに上記の一連の作業をするだけで4時間くらいかかりました。

1日に出来るのは1ラインが限界。(寒いのでね)(歳なのでね)(^^;)

コーキングすべき箇所は12ラインなので、単純に12日間かかります。

強風の日とか、天候によっては途中であきらめなければいけない日もありました。

ハシゴで高所まで上って作業するときは、正直言って怖かったです。

なんちゅうか、背中のあたりが「ヒュー」ってなっちゃって、、、

(今、少し足を踏み外したら、オレは死ぬな)と思うことが何度かありました。

高所作業になる時は、いちおー妻に下にいてもらいました。

妻が下にいてくれるからといって、僕が落ちちゃったら、妻も受け止めることなんて出来ないので、救急車を呼ぶことしかできないんだけども、「危険な一人作業はしちゃダメ!」という【工場勤め時代の教え】を忠実に守ったのでありました。

おかげで(?)作業中のケガは一切ありませんでした。(^^)

だいたい3週間くらい、この作業に没頭しました。

時間だけはたくさんあるので、丁寧に安全に楽しく作業を進めることができました。

全ての作業が終わったら、達成感も確かにあったんだけど、何だか少し寂しくなってしまいました。

(あーあ、せっかく上手になったのに、もう作業出来ないのか…)って。(^^;)

だって、こんなにキレイにコーキング作業が出来るようになったのに!

(我が家のコーキングをお願い!)という方は、ぜひ私に連絡を!(^^;)

今回の「外壁DIYコーキング」にかかったお金は、

・ハシゴ : 9,680円
・コーキング剤*23 :15,840円
・コーキングガン : 500円
・プライマー*2 : 2,560円
・刷毛*5 : 1,820円
・ボンドブレーカー*2 : 500円
・養生テープ*5 : 1,200円
・使い捨て手袋 : 600円

合計:32,700円

ハシゴはまだまだ使えるし、経験値も上がったので、プライスレスです。(^^)

かかった時間は、

1日4時間として、15日間=60時間くらい?

寒くて大変だった時もあったけど、とても楽しい時間でした。(^^)

こうして、100万円の支出を見事に回避しました!\(^^)/

(100万円分の作業を全てやったワケではないけどね)

花粉が収まって、陽気の良い5月になったら、次は外壁の塗装に挑戦します!

最後に一言。

いろんなサイトを調査してみて、DIYでやっている人も「外壁は業者に任せた方が良かったかも」と言っていることが多かったです。
自分でやってみて、確かにそう思いました。
正直、ハシゴに上っての作業は危険です。
もし、足を踏み外して落っこちたりしたら、命の危険もあるし、ケガで済んでも100万円どころの損失じゃありませんからね。
プロに足場を組んでもらって作業をしてもらった方がいろいろ確実なので、これから挑戦する方はくれぐれも無理をしないでくださいね。

業者に依頼する方は、ボッタクられないように、この本とかを読んで基礎知識を仕入れておいた方が良いです。

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