ブログ友達が休職しました

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数年前、「会社を辞めたい」というキーワードで僕のブログに辿り着いてくれて、メールをくれたSさん。

それから年に数回、メールをやりとりするようになりました。

会社を辞めてやりたいことがあるのだけど、子供も小さくて、生活をしていかなければいけないから、辞める決心がつかない。

Sさんはかなり前から悩んでいました。

そのうち職場が荒れてきてしまい、Sさんは休職をすることになりました。

でも、休職をしてみたら、いろいろな発見や気づきがあったことがブログに書かれていました。

毎日「今日が始まらないで」って気持ちというか、
少しでも活動時間を遅らせたいと毎日思っていたのと、
暑いから外に出る時間を少しでも減らしたいと思って過ごしていたのだけど、
早朝はまた空気は澄んでそれなりに涼しいんだってことに気づいた。

きっと当たり前だけどささやかな幸せ | 桔梗萃香dream

この気持ち、すごくよくわかります。

僕も病んだ会社員だった頃は、朝起きてもいつまでもベッドの中で悶々としていました。

(今日なんて始まらなければいいのに)といつも思ってました。

休めないのに休む理由をいつも考えていたし。。

そのほかに幸せだなって思ったことは、
トイレを我慢しないで行けることと、歯磨きを好きな時間にできること。
あと、お洗濯も自由な時間にできること。

そんな些細なことなんだけど・・・私がしたかったことはこれだったみたい。

自分がしたくないことをしないとか、
気持ちいいとかすがすがしいとかかわいいとか嬉しいとか、
そういうのを感じる感覚が、忙しすぎて鈍っていたなあってなんだか実感してます。

私は私のレベルで、自分らしさを取り戻していく感じというか。

自分を誤魔化しながら走り続けていると、

見えていたものが見えなくなったり、

美味しいものを美味しいと感じられなくなったり、

楽しいという気持ちを感じられなくなってしまったり、

感謝の気持ちが消えてしまったりすることがあります。

そんな状態を続けていると、感覚がマヒしてきて、笑うことが少なくなり、小さな幸せを感じることが出来なくなってきてしまいます。

最悪、(なんかおかしいな)という気持ち自体さえも消えてしまうこともあります。

そうなってしまったら、取り戻せるものも取り戻せなくなってしまいます。

『もし今日が人生最後の日だとしたら、今日これからやることは、本当に私のやりたいことだろうか?それに対する答えが「ノー」の日が何日も続いたら、そろそろ何かを変えなければならない』 -スティーブ・ジョブズ-

Sさんが「休職してしまいました」というメールをくれたとき、僕は、

「よかったです」と言い切ってしまいました。

非常識で無責任かも知れないけど、Sさんは休まなければならなかったのです。

少し休んで、マヒしてしまった感覚を取り戻さなければいけなかったのです。

Sさん、焦らずに、ゆっくり休んでね。(^^)

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参考記事:休職から退職を考えている方へ

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