義父が亡くなってから、たくさん泣いた。
(義父がいなくなってしまって悲しい)という気持ちは当然あるのだけれど、泣くキッカケは、家族や親戚が泣くのを見て、その涙に誘われて泣いてしまうことがほとんどだった。
そういう時の涙は(ツーッ)という感じで、次から次へと出てくる感じだった。
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義父が亡くなって実家に帰ってきた2日目の夜に、義父を一人きりにしたくなくて、僕は義父の前でお線香をあげながらお酒を飲んでいた。
しばらくして、生前にお義父さんが僕にかけてくれた言葉を思い出したりしていたら、感情のコントロールが出来なくなって、声を出して泣き始めてしまった。
なんだかドラマや映画で見るような泣き方で、わんわん泣いてしまった。
そこに、お風呂から出てきた妻が部屋に入って来て「私のお父さんなのに、そんなに悲しんでくれてありがとうね」なんて言って泣き始めるもんだから、さらに泣いてしまった。
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泣く行為には、浄化作用がある。
泣くと心がキレイになるのだ。
「オトコが簡単に泣くんじゃない!」なんて言われきたけど、、、
これからは、どんどん泣こうと思う。
僕の心をたくさんキレイにしてくれてありがとう、お義父さん。
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