40代男が嫌われる理由

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ちょっと間違えば、すぐに“嫌われ者”になりかねない中年男性。

職場で女性社員に冗談を飛ばせば「オヤジギャグ」と言われ、
喫茶店のおしぼりで顔をふけば「オッサンくさい」と言われる。
おしゃれをすれば「若づくり」と陰口を叩かれ、
「たまには、妻と夜の営みを」と思っても「そういう気分じゃないから」と拒絶される。
ただでさえ、社会の中で生きづらさを感じているのに、家庭内でも居場所がなくなってしまった……と打ちひしがれる中年男性も少なくないだろう。

なぜ40代男性は生きづらいのか 嫌われ者にならないための心構え

うん、これはちょっと身につまされるかも。

こういう嫌われ方をそんなに怖いとは思わないけど、生きづらいなぁと感じる理由にはなる。

この記事で紹介されている『<40男>はなぜ嫌われるか』という本を書いた田中俊之氏は、こんなことを言っている。

「自分の人生を振り返る機会をつくり、今後、どう生きていくかを真剣に考えることです。
仲間がいれば、その仲間たちと真剣に議論するのもいいでしょう。自分がどう生きるかについて議論するのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、むしろ中年になって真面目な話ができないほうが恥ずかしいことです。」

これには、ちょっと違和感を覚える。

僕の周りの40代男は、ちゃんと考えてる人、多いぞ。
自分がどう生きるかについて議論するのは恥ずかしいと思ってる人なんて、そんなにいないと思うけどな。

「僕ら40男の内面に目を向ければ、男は家庭を顧みず仕事だけをしていればいいという『昭和的男らしさ』と、ワークとライフのバランスに気を使い、家事や育児も頑張ろうとする『平成的男らしさ』の狭間に生きている。

(中略)昭和的価値観の上の世代からは裏切り者扱いされ、かといって平成的な価値観の下の世代からは仲間とは認識されていない。自分の内側にある両面性に葛藤しつつ、それでも闘う姿は人間と悪魔が合体したデビルマンと同じである。矛盾を経験し、苦悶し続けてきた僕らはデビルマン世代なのだ」

この考え方はおもしろい。そうか、僕らはデビルマン世代なのか。(^^;)

確かに10歳くらい上の人を見ると、「恥を知らない男の人が多いな」とは感じる。
もう少し敏感になってほしいな、と思うことが多い。

10歳くらい下の人を見ると、奥さんや子供に優しく接していたりとか、家事への取り組みが自然だったりして、ギャップを感じることもある。
「この人、若いのにエラいな」と思うことが多い。

僕らの世代が上からも下からも「裏切り者」と見られている、というのは新しい視点だ。

最後に共感した部分を。

「自分なりの価値の軸を見つければ、『嫌われる』『嫌われない』などということを気にする必要はありません。
自分で考え、自分の人生を生きてほしいと思います」

時間をかけて自分をよーく見つめて、会社を辞めてさらに余裕を得てゆるぎない価値観を持つようになると、確かに『嫌われてるか?』なんて、まったく気にしなくなります

元々、気にしてなかったけど、さらに拍車がかかる感じです。

そもそも気にする相手がいなくなっちゃった、っちゅう話もありますけどね。

   
 

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