自分史上最悪な黄金週間であった

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会社を辞めてから、ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始などの連休には、用事を入れることが少なくなった。

どこに行っても込んでるし、渋滞にハマるのもイヤだし、家の中でゴロゴロしているのが一番だぁ!なんて感じでノンビリ過ごすことが多かった。

今年の黄金週間も、近場での友人とのキャンプの予定があるだけで、後は本でも読んで過ごそうと思っていた。

悪夢の始まりは、4/25の日曜日だった。

この日は、バンド仲間が県内の大きな公園で野外ライヴを開催するので、10時からいそいそと出掛けていった。

バンド関係者とも少しずつ人間関係が出来てきたので、いろいろな人に挨拶をしながら、演奏を聴き、5時間くらいを楽しく過ごした。

朝食はコーヒーのみだった。昼食は屋台かコンビニでいいやぁと思っていたのだが、公園内にはそんなものは無かったので、水を飲んでごまかし、夕方 公園を後にした。

家に帰ってきて、お腹が空いていたので、すぐに晩ゴハンにしてもらった。

鶏肉やら豚肉やら野菜炒めやら、かなりの量のおかずをつまみにして、焼酎も結構飲んだ。

少し苦しいくらいお腹いっぱいになって、22時頃には寝てしまったと思う。

翌朝、下腹部にズーンとした痛みを感じた。少し気持ちが悪い。

(昨晩食べ過ぎちゃったしなぁ…)と思いつつ、愛犬くんの散歩に行った。

午前11時過ぎだった。

突然お腹全体に強烈な痛みを感じた。

あまりの痛みで悪寒がしてきて額から汗が流れてきた。

トイレに行っても何も出ない。

痛みに耐えられず、妻に「救急の病院に連れていってくれ」と頼んだ。

妻はかかりつけの内科医に電話をしてくれて、「昼休みだけど診てくれるって」と言われたのでクルマですぐにその病院へ。

内科医では、血液検査をして、レントゲンも撮った。

しかし、原因がわからない。

昨晩に食べ過ぎた自覚があったので、浣腸と胃薬をもらって帰った。

家に帰って、浣腸をしてみたけど、出てくれなかった。

食欲なんてまるで無いので、何も食べずに横になった。

夜11時過ぎに、また激痛がやってきた。

あまりの痛みで息ができない。

(あと1時間、この痛みが続いたらオレは死ぬな)と思った。

救急車を呼んでくれと妻に頼んだ。

妻はパニックになってしまっていたけど、長男くんが落ち着いて救急車の手配をしてくれた。

救急隊員がやってきて、いくつか質問をされてから、救急車に乗った。

近くの公立病院が担当になったようだ。

(この辺りの記憶はとてもアイマイ。よく覚えていない)

点滴をされて、血液検査、尿検査、コロナの検査、レントゲン、CTと次々に検査を受ける。

夜中の2時頃に検査が終わって、「おそらく盲腸です」と言われた。

(盲腸だったのか…)

痛みやら、気持ち悪さやら、点滴やカテーテルの煩わしさやらで、もう意識も朦朧としていた。

「もうとにかく痛み止めをバンバンお願いします」と看護師さんに伝えて、その日は病院のベッドに入ったのだった。

(痛みの原因がわかって、痛みが治まれば、解決したも同然だなぁ、あー助かったぁ)なんて少し安心したんだけど、そんなに簡単な問題でも無いことが、この後わかってくるのであった。

(続きます)

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