田舎で家を建てるための土地を探す(前編) -僕の田舎暮らし物語24-

2-12.田舎で土地を探す(前編)

次男が産まれ、モノも増え、借りていた家(平屋)も手狭になってきた。

何のために田舎に来たのかと言えば、「田舎だったら家が建てられるかも」という大きな理由があったのだ。

田舎での土地探しを始めることにした。

田舎で土地を探すとなると、どうしても田舎暮らしっぽい物件(山の近くとか、湖や川のそばとか)に目がいってしまう。

僕の場合、ログハウスと薪ストーブにあこがれていたので なおさらである。

(あー、ここにログハウスを建てたらカッコイイだろうなぁ)なんて気持ちで土地を探してしまう。

しかも、そういうヘンピな土地は安いのだ。

不動産屋に行っても、インターネットで探しても、「200坪で500万円」なんて土地がゴロゴロしている。

でも、そういう土地にすぐに家が建てられるかというとそうでもない。

「地目」が「山林」で思いきり傾斜地だったり、「畑」だったので農地としか使えなかったり、ということが多かった。

少し山に入った土地が「宅地」だったので見せてもらった時、不動産屋に、

「ここに住んだら、水はどうすればいいんですか?」

と聞いたら、

「井戸を掘れば出てきますよ。10mも掘れば出るんじゃないかな。。」

などと乱暴なことを言われたこともあった。

「田舎暮らし」にもいろいろあるけれど、僕の場合は、平日は会社の仕事があり、休日だってカラダを休めたいし、家族や友達とノンビリ遊んだりもしたい。

ヘビーな田舎暮らしにはあこがれるけど、あまりにヘビーなのはダメだ。(根性ナシだし・・) (^^;)

「荒れ果てた土地を開墾し、井戸を掘り、自力で家を建てる」

みたいな物語には、とてもワクワクするけど、時間とお金の乏しい自分には現実的にはむずかしい。

また、そういった土地探しをしていると妻も良い顔をしない。

不動産屋と話をしているオレに、視線で(却下、却下)と訴えてくる。(^^;)

この土地にようやく慣れたこともあって、妻としては 出来るだけ近くに土地を見つけたいようだった。

妻には「子供が小学校に歩いて通える範囲」という希望もあった。

確かに1時間以上歩いて通わせたり、クルマで学校に送り迎えというのも大変そうだ。

土地探しについて まとめてみると、

●田舎暮らしの雰囲気があり
●今住んでいる借家の近くで
●水、電気を新たに引く必要がなく
●土地は平坦で
●ある程度の広さ(100坪くらい)があり
●坪単価は8万円以下
●小学校には徒歩30分以内

うーん、こんなに都合のいい物件があるもんだろうか?

と思いながらも、近所の土地を調べ始めた。


ずーっと前に僕が別サイトに書いていた記事を再掲しています。1990年~2005年くらいの話です。

続きます。

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