「うんざりな夫」とは言われたくない

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最初の子を妊娠した時、つわりがひどくて横になっていた場面がフラッシュバックする。
枕元に来た夫は言ったのだ。

「ねえ、今日の僕のごはんはどうするの?」

口答えするなら出ていけ! それか俺の代わりに働いてこい!

そしてけんかになると必ず言うのだ。「誰のおかげで飯が食えてるんだ!」

確かに私はこの人に頼って生きているのである。口下手で生真面目な夫がコツコツ働いてくれたから今があるのだ。感謝している。
だけど大嫌いだ。話し合いたいことはたくさんあるがこんな人と話したくもない。

幸せなのにぜいたくなことを言っているだけなんだ、と言い聞かせる。でも、しんどい。

女の気持ち:うんざりな夫 東京都北区・匿名希望(パート・47歳) – 毎日新聞

「うんざりな夫」という投稿を読んだ。

この夫くんの問題点は、

1.自立していない

2.仕事を愛してない

3.大事なことがわかっていない

という3点。

1.自立していない

自分が食べるものを自分で用意できない。

または、妻が用意するのが当たり前だと考えている。

うちの高校生の息子くんだって、妻が寝ていたら、自分でゴハン作って食べるぞ。

「社会人」なのかも知れないけど、自立していない人間を「大人」とは呼ばない。

2.仕事を愛していない

「家族を食べさせている」という自尊心が、仕事を続けるための原動力になっているんだろうと思われる。

『そんなクソみたいな自尊心しか仕事のモチベーションにならないなら、そんな仕事はさっさと辞めちまえ』と言いたい。

「家族を食べさせる」くらい誰にだってできる。
違いは、どのくらい生活に豊かさを付け加えられるか くらいのものだ。
働けなければ、セーフティネットに頼る手だってある。「家族を食べさせてる」のは別に威張ることじゃない。

自分のしている仕事が好きならば、「誰のおかげで飯が食えてるんだ」なんて言葉は絶対に出てこない。

3.大事なことがわかっていない

この夫くんは、何のために仕事してるの?

自分のためなんじゃないの?
家族のためなんじゃないの?

自分も家族も不幸にしてるんだから、キミが仕事する意味なんてありません。
なんのために生きているのか、ちゃんと考えて出直してほしい。

偉そうにいろいろ書いちゃったけど、このダンナは、少し前の僕に似ている。

僕も、40を超えたいい大人のクセに、

・自立できていなかった

・キライな会社の仕事を家族のせいにしていた

・自分にとって何が大事なことかをわかっていなかった

最低なオトコだった

最後にこの奥様に一言。

「幸せなのにぜいたくなことを言っているだけなんだ、と言い聞かせる。」

これは、

「皆もこんなにツライ状況の中でがんばっている。自分もがんばらなきゃ。」

と考えてるブラック企業で働いている人と同じ考え方です。

他人との比較ではないと思います。

自分がどう思っているか、どう改善していくか、だと思います。

僕は少し大人になったので大丈夫だと思うけど、「ウチのダンナ、理屈っぽくてうんざり」と言われないように気をつけようとは思う。(^^;)

   
 

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