「ロボットやAIに仕事を奪われる」んじゃなくて「ロボットやAIがイヤな仕事をやってくれる」んじゃないのかな

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「これからの世界は機械や人工知能の技術が進むから、クリエイティブな仕事を選択する必要がある」とか、「機械に取って代わられないために頭脳労働にシフトしていくべきだ」とか、そんなような意見を聞くことがあります。

10~20年後に国内労働人口の49%に当たる職業について、人工知能やロボットで代替される可能性が高いという推計も発表されました。
日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に | 野村総合研究所(NRI)

「ロボットやAIに仕事を奪われるぞ」と言われるんですが、これを聞くたびに僕はいつも違和感を覚えます。

(そうじゃなくて、「ロボットやAIがイヤな仕事をやってくれる」んじゃないの?)と思うのです。

以下は、機械に奪われそうな仕事ランキングの1位~15位だそうです。

1.小売店販売員
2.会計士
3.一般事務員
4.セールスマン
5.一般秘書
6.飲食カウンター接客係
7.商店レジ打ち係や切符販売員
8.箱詰め積み降ろしなどの作業員
9.帳簿係などの金融取引記録保全員
10.大型トラック・ローリー車の運転手
11.コールセンター案内係
12.乗用車・タクシー・バンの運転手
13.中央官庁職員など上級公務員
14.調理人(料理人の下で働く人)
15.ビル管理人

機械に奪われそうな仕事ランキング1~50位|ダイヤモンド・オンライン

このうちの半分くらいの仕事を、僕は仕事やアルバイトで経験したことがあります。

「小売店販売員」「一般事務員」「セールスマン」「飲食カウンター接客係」「商店レジ打ち係や切符販売員」「箱詰め積み降ろしなどの作業員」「運転手」「コールセンター案内係」「調理人」です。

従事している方には申し訳無いですが、これらの仕事が「これから先も人間がやらなければならない仕事・人間がやるべき仕事」とは思えなかったです。

「機械化」「自動化」できるなら、ぜひそうして欲しい、と思いました。

僕が経験したこれらの職業の人に、「イヤならこんな仕事しなきゃいいのに・・」と思ったことありませんか?

愛想の悪いタクシーの運転手とか、レジの店員とか、レストランの店員とか・・・。

面倒くさそうに対応するコールセンターの案内とか・・・。

別にサービスなんて求めてないんだから、ロボットの方が助かるな、って思ったことある方もいるはずです。

こうした職業が機械に取って代わられるのならば、それは歓迎すべきことだと考えます。

(あ、もちろん、好きな仕事であればいいんです。気持ちの良いサービス精神に救われることがたくさんありますから(^^))

そして、「これらの仕事を機械やAIが代替してくれるならば、僕ら人間はもっとクリエイティヴな仕事をすべきだ」という流れになっているのですが、僕はそうも思いません。

「これらの仕事を機械やAIが代替してくれるならば、僕ら人間はその分遊んでればいいじゃん(^^)」と思っています。

「機械に代わられて職が無くなっちゃった人は、忙しい人と仕事を分け合えばいいんじゃ?」と思っています。

カンタンじゃないとは思うんですけどね。

人類はどこを目指しているんでしょう?

人類の理想って「皆が幸せに遊んで暮らすこと」なんじゃないかな、って僕はボンヤリ考えています。

「そこそこ快適な環境で生活できる」
「1日数時間働けば良い」
「1日8時間睡眠、1日10時間は遊ぶ」
「別に働かなくてもゴハンが食べられる」
「子供も老人も病人もちゃんと世話が受けられる」
「皆がそこそこ幸せと思っている」

現状、これが難しいことはわかっているけど、目指すのがココだとすれば、機械やAIが代替してくれた時間で遊ぶなり、理想に近づくための仕事をすれば良いんじゃないのかな、と。

理想に近づくための仕事を「クリエイティヴな仕事」と呼ぶのならば、文句は無いんですけどね。

そんなことを考えていたら、ブログ友達のじゅんぺーさんがこんな記事を書いてくれました。

究極はAIやロボットに働いてもらって、人は食べるための収入を確保する労働はせずとも生きていけることが人類の目標じゃないんでしょうか。そういう社会に必要で人間が行わねばならないメンテナンス作業はあるとしても、既に現状でも多くの人が週に何十時間もの時間を望まない労働に費やす必要はなさそうだと思うのだけど。

芸術でもスポーツでも勉学でもボランティアでも歌手や役者になるでも怠惰に過ごすでもなんでもいいですが、人は食べ物の心配をせず、夢を追ったりやりたいことをやって暮らしていけるというのが人類全体の究極の目標だと思っているのですが、そうでもないのですかね。

人類の究極の目標とベーシックインカム | 貧乏セミリタイア生活。働かない日々。

なんだか、すごく感動してしまった。

考えている理想のカタチは少し違っているかも知れないけど、考えていることはとてもよく似ているなぁと思いました。

技術の変化によって、社会が変わるし、仕事も職業も変わっていく。
これらのことは無視できませんので、これからも研究・追求していきたいと思っています。

これらに関して、今以下の2冊の本を読んでます。

ちゃんと読んだ後で、紹介させていただきます。

   
 
   

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