「靴を揃える」「パジャマをたたむ」

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(心が乱れてるな)と思うときに読み直す本があります。

「禅 シンプル生活のすすめ」と言う本です。

第4項に「脱いだ靴を揃える」というお話がありました。

禅には「脚下照顧(きやっかししょうこ)」という言葉があります。

その意味は、自分の足元をよく見なさいということ。自分の足元が見えていない人は、自分自身が見えていない、ひいては、人生の行き先も見えていないということです。大げさに思われるかもしれませんが、こうした小さなことが実は、生き方に大きく影響しています。

家に帰ったら、玄関で脱いだ靴をきちんと揃える。食事に行って座敷に上がるときにも、靴をすっと揃える。たったこれだけのこと。3秒もあれば充分です。

しかしこうした習慣を身につけることで、不思議と生活すべてがきりっとしたものになる。生き方が美しくなる。人間とはそういうものなのです。

まずは自分の足元に目を向けてください。

靴を揃えるのは、次に踏み出す一歩のためでもあるのです

心が騒ぎ出したり、深く落ち込んでいったりしてしまう時って、

惰性で生きてしまってたり、丁寧な生き方を忘れてしまってたりしている時が多いのかもな、と思いました。

以前、「パジャマをたたむところから始めなさい」という記事を書きました。

矢作:それを観てたら、「明日死にたい。生きててもしょうがない」みたいに言ってる女の子に、「人は変われるんですよ」ってことを教えてるんだけど、その中の1個で、「朝起きて、まずパジャマをたたむところから始めなさい」って言ってて。
小木:おぉ。
矢作:「そうすると、変わるんですよ」って言うの。

パジャマをたたむところから始めなさい

【やらなければいけない小さなことがあるんだけど それがたくさんあり過ぎるからつい放ってしまって 中途半端にやっつけていくんだけど 結局何一つ満足に終わらせることが出来なくて そして気持ちの中に荷物のようなものがどんどん溜まっていってしまう】 

そして、次第に心が落着かなくなって、だんだんと落ちていく。

できることを 1つでもいいから丁寧に確実に終わらせて 自分を落ち着かせてあげる

そんなことが今の自分には必要なのかもな、と思いました。

   
 

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