サラリーマン定年後の悲劇は「男」という性の宿命である

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2010年の渡辺淳一さんのインタビュー記事の続きです。

男は、同僚や取引先といった仕事に関係する人を除いて、ほとんど人間関係を持ちません。男というのは、群れることができない生き物なのです。

奥様族は、大勢の仲間たちと賑々しく旅行したりしますが、男はそれができない。時間もお金もあったとしても、定年後に友達と、「おい、京都にでも行こう」などと言うことはまずありません。

結局、男という「オス」は、ほかのオスと戦って「メス」を勝ち取ろうと行動するようにできていますから、群れることがないのです。

仕事以外で人とつながることに価値を見いだせない。
だから、ちょっと碁を打ちたいと思って碁会所に行ってみたり、俳句を詠みたいと思って俳句の会に入ってみても、どこかしっくりこない。これは多分、生物学的な宿命といってもいいものだろうね。

「仕事以外で人とつながることに価値を見いだせない」というのは少し言い過ぎのような気がしますが、「男は群れることができない生き物」という点には共感します。

僕は自分のことを「社会生活不適合者」だと思っているし、対人関係の能力に欠陥があるのかもしれないといつも思っているので、余計にそう感じるかのかもしれないです。

旅行も男同士で行くことは滅多にないなぁ。一人の方が自分勝手に動けるし、人に合わせていると疲れるし、自分の思い通りにやりたいと思うし。(でも夕食やお酒は誰かと一緒が良いかな)(^^;)

でも、こんな自分でも田舎の同年代の飲み友達は優しくしてくれています。

会社を辞めてからも、何かと「役(=地域の仕事)」で彼らと絡むことが多いので、孤独感が少ないのかもしれません。

サラリーマンを定年退職してゼロから人間関係を作るのは大変だけど、今のうちから少しずつ 仕事以外のゆるい人間関係を作っておくことも、健全に生きていくためには必要なのかもしれないです。

僕は孤独には強いつもりだけど、「ウツ持ち」だから気をつけておかないとな。

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